コンパクトシティ大分市の事例からアパート経営のヒントに!【更新】 | 埼玉の不動産投資・収益物件・建物管理|株式会社エストハウジング

不動産投資コラム

コンパクトシティ大分市の事例からアパート経営のヒントに!

コンパクトシティ大分市の事例から
アパート経営のヒントに!


今朝4月6日(金)の日経朝刊に宇都宮市長 佐藤栄一様の「SMAP型」コンパクトシティーの掲載があります。
さらに国内でのコンパクトシティーの成功事例を探して見たところ「大分市」がネット上に出ていました。
まずは「大分市」の内容をお伝えします。


駅高架、駅南地区の区画整理と一帯となった開発でJR大分駅前は大きく変貌。
2015年4月16日開業。
JR大分駅前は施設総面積約3万1千平方メートル、店舗数224.JR九州運営のアミュプラザで
博多、鹿児島に次ぐ九州3番目の規模
*備考 大分県による「JR大分駅付近連続立体交差事業」は第28回全国街路事業コンクールで
最優秀賞の国土交通大臣賞を受賞。
加えて大分市中心市街地活性化基本計画の評価指標と目標達成度を添付させていただきました。
第一期はテナントミックス事業による122店の新規出店や旧サティ跡で建物のダウンサイジングによる
空きビル再生事業、
年間150 日のイベント開催で周辺の通行量が増加傾向を示すなどで一定の成果は認められたものの
全体としては活性化には至りませんでした。
事業終了後の消費者実態調査で「中心部に行く頻度」を尋ねたところ「増加した」と回答した市民は
わずか6.6%、これに対し「減少した」は42.6%。
また商業事業者へのアンケートで「活性化の動きを感じているか」という問いに「あまり感じられない」または「ほとんど感じられない」と回答した事業者は57.3%に上り、「活性化の動きが感じられる」の23.6%を大きく上回りました。
2011年は中心市街地のまちづくりを考えるワークショップや意見交換会などが行われ、事業者だけでなく市民からも様々な意見が寄せられましたが、それをどうまちづくりへ反映するかにつては明確な展望は描けていませんでした。
2012年3月には駅周辺の全面高架が完了、周辺の区画整理や駅の南北を結ぶ道路整備も進み、新駅ビルの工事や駅北口広場の整備も始まりましたが、(旧)基本計画で指摘された中心市街地での基本計画の
浸透や地域一体となった取り組みには至らず、事業は第二期へ入っていきました。

まだ道なかばではありますが、
ワークショップや意見交換会は
回を重ねていくうちに
評価指標と目標達成度に表れる
可能性があるように思われます。


アパート経営や将来設計も
周囲の皆様の意見を参考に
実現に近づけていきたいですね。