賃貸併用住宅の魅力とは?【更新】 | 埼玉の不動産投資・収益物件・建物管理|株式会社エストハウジング

不動産投資コラム

賃貸併用住宅の魅力とは?

賃貸併用住宅の魅力とは?





賃貸併用住宅とは


賃貸井併用住宅とは賃貸兼用住宅とも言われ、自らが住む住居部分と他人に貸す賃貸部分のある住宅のことを言います。
通常、家を購入するときは、「購入者本人か購入者家族が住む」という目的か「投資用で賃貸収入を得る」目的の二つに大別されますが、賃貸併用住宅はその二つの機能を兼ね備えた住宅ということになります。
「0円でマイホームを持てる」という話を聞いたことがあるかもしれません。
これは、『マイホームに賃貸スペースを設ける→貸し出すことで賃貸収入を得る→その収入で住宅ローンを返済していく』という賃貸併用住宅の仕組みを使ったものでもあります。


賃貸併用住宅のメリット・デメリット


①月々の住宅ローン返済が0円
賃貸併用住宅の最も大きなメリットは、なんといっても月々のローン返済が0円でマイホームを持てるということです。
住宅に併設されている賃貸部分から家賃収入を得ることで、ローンを返済していくことが可能になります。
本来であれば収益を生むことのないマイホームで収益を生み出していける仕組みを持ち、その収益を住宅ローンに充てていくことができるのです。
もちろん賃貸収入は必ずしも安定して入ってくるものではありませんので、確実に0円でマイホームが持てるというわけではございません。

②低い金利で融資が受けられる
一般的に、アパートローンなど「ビジネスのためのローン」は住宅ローンに比べて高金利です。
さらに短期間返済でもあります。
賃貸というビジネスの側面を持つ賃貸併用住宅で住宅ローンを使うことができれば、リスクも負担も少なくなります。
賃貸併用住宅で住宅ローンを使うには、「賃貸部分が49%以下である」という条件があります。
しかし、『少しでも低い金利で借り入れ、収益を上げる構造を住宅に持たせ利益を出していく』といった考えをお持ちの方には、これもまたメリットとなります。

③都心などのブランド立地に住むことが可能に
一般的に、マイホームでは年収の5倍程度の住宅ローン、賃貸併用住宅では年収の10倍以上の住宅ローン融資が受けられると言われています。
住宅ローンの融資額が多ければ多いほど、土地の高いブランド立地に住める可能性が高まるということです。
今まで住宅ローンの借入限度額が少ないという理由で諦めていた方にとって、土地価格の高い都心を中心としたブランド立地にマイホームを持つことも夢ではなくなるのです。

④ライフスタイルに合わせた住宅の変更がしやすい
賃貸併用住宅は、ローン完済後に賃貸部分だった家を家族の居住スペースに変え、二世帯住宅にすることもできます。
「今すぐ二世帯住宅にする必要はないが、将来的に必要になるかもしれない」などといったライフスタイルの変化に合わせて用途変更できることも、また一つの魅力です。

⑤生命保険の代替機能
賃貸併用住宅を建てるときに団体信用生命保険に入ることで、生命保険の代わりにすることができます。
団体信用保険とは、住宅ローンの返済中に返済者が死亡した場合に、本人に代わって生命保険会社が住宅ローンの残高を支払うというものです。
団信に入っていた人が死亡した場合ローンを返済する必要がなくなり、さらに家賃収入が得られることで生命保険の代替機能として使うことが可能になるのです。


良いことづくしの賃貸併用住宅ですが、やはりそれなりのデメリットもあります。

①入居者とのトラブル
オーナーと入居者がすぐ近くに住むことになるので、ささいな生活音でも揉め事になりかねません。
小さな子供がいれば、夢のマイホームにも関わらず入居者のことを気遣わなければならないということも考えられます。
間取りや家の防音に注意しておかないと、アパート等でよく起こる問題がマイホームでも起こってしまいかねないのです。

②発生する修繕費
賃貸併用住宅は、新築の間はその魅力から入居者が決まりやすいですが、築年数が経てばたつほどその魅力は低下していきます。
そのため入居者が常に気に入ってくれるように修繕していく必要があり、自分だけのことなら放っておくことでも、きちんと対応していかなければなりません。



だいぶ前の事になりますが、私も賃貸併用住宅に住んでいたことがあります。
もちろんオーナー側ではなく借主側としてですが、そのときは1階にオーナーさん一家が住んでいました。
共有部はいつも綺麗にお掃除されていたし、ちょっとしたトラブルならすぐにかけつけて対応してくださったり、とても親切にしていただいた記憶しかありません。
すごく近い距離に住んでいるからこそ、理解していただける苦情やトラブルもあるのだと思います。

メリット・デメリット多々ありますが、考え方次第の部分も大きいのではないかと思います。
大事なのは、ご自身にとって何が一番重要なのかということ
個人的な意見ではありますが、建物を大切にしようと思える人、人間関係を築くのが億劫でない人には、賃貸併用住宅での投資は向いているのではないでしょうか。

ぜひ参考にしていただければと思います。




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