2棟目購入の際のメリットとデメリットを考える【更新】 | 埼玉の不動産投資・収益物件・建物管理|株式会社エストハウジング

不動産投資コラム

2棟目購入の際のメリットとデメリットを考える

2棟目購入の際のメリットとデメリットを考える







不動産投資は、1棟目が成功すれば2棟目、さらに3棟目と所有することで、さらなる資産を増やすことが可能です。
ハングリー精神溢れる経営者の方の場合、できるだけ早く2棟目の運用に乗り出したくなる気持ちはよくわかります。
なぜなら収益物件の複数所有は、複利効果が働き効率的な資産形成を図ることができるうえに、リスクヘッジにも繋がるからです。
しかし、そこにはメリットだけでなくリスクやデメリットも存在します
きちんと理解してコントロールするために、2棟目以降の物件を所有することでのメリットとデメリットを考えてみましょう。



収入が増える

収益物件を複数所有することの最大のメリットは、なんといっても収入が増えること
1棟よりも2棟、2棟よりも3棟を運用した方が、収入が増えるというのは自明です。
不動産投資は上手に手広くやるほどに効率的になっていきます。
なぜなら自分の不動産投資に対するノウハウや経験が、不動産取得のプロセスをスピーディーにしてくれるからです。

そして黒字化への実現も、1棟目よりスピーディーにできるはずです。
スピーディに黒字化を行うことができるようになるだけの経営手腕が備われば、金融機関からの融資を引きやすくなるため、さらなる事業拡大が視野に入ってきます。
つまり、2棟目をうまく運用することで「正のループ」を作り出すことができるというわけです。


リスクヘッジにもなる

賢い投資家は資産を分散投資して、リスクヘッジを行います。
リスクヘッジとは「将来起こりうる危険を予測して保険をかけておくこと」です。
分散投資は株などの世界でも行われているポピュラーな投資法で、不動産投資においてもリスクとリターンを平準化させるためには必要な考え方です。

1棟の単独運用の場合、空室の影響をダイレクトに受けてしまいますが、2棟所有していれば最悪いずれか一方の利回りが低下した場合でも、他方の物件から得られる収入で補うことができます。
ただしリスクを分散させる以上、1棟目の至近に2棟目を購入することはあまりおすすめしません。
例えばその地域一帯の賃貸需要が低下した場合、地震などの災害を受けた場合など、一箇所に物件を集中させた場合、共倒れになるケースも考えられます。
都心の物件をすでに運用している場合には、2棟目は離れた場所にするなどの工夫が必要です。


物件管理の手間が増える

2棟所有すれば、物件の維持管理にかかるコストも単純に2倍になります
運用年数が長くなれば、老朽化に伴ってメンテナンスの手間も増えてくるでしょうし、家賃を滞納する入居者も出てくるかもしれません。
離れた場所にある物件の両方で問題が発生してしまった場合の対処にも、手間がかかってしまいます。

このような手間をなるべく回避したいと考えるならば、賃貸不動産管理会社に委託してしまうのも一つの手です。
賃貸不動産管理会社とは、賃貸経営を行うオーナーと入居者の間に立って物件の維持・管理を行ったり、入居者の不満を解消し、オーナーと入居者それぞれが満足のいく住環境を実現するためのサービスを提供する会社のことです。

※エスト建物管理
http://www.est-kanri.com/menu/

物件の清掃はもちろん建物の設備管理や、家賃を滞納する入居者に対してオーナーに代わって最速を行うなど、面倒な業務を一括して引き受けてくれます。
委託契約を行う場合には、ある程度の手数料(※相場は家賃の5%)を支払う必要があります


共倒れになるケースもある

これは最悪のケースですが、2棟目を所有したタイミングで1棟目の収益パフォーマンスが低下し始め、2棟目を黒字化することができずに共倒れになってしまうことも考えられます。
投資を行う以上、ある程度のリスクは覚悟しなくてはなりませんが、2棟目に手を出したばかりに両方の物件を手放すことになってしまっては意味がありません
2棟目を購入する際には、1棟目と「共倒れ」にならないような条件に物件を選ぶことも大切です。



利回りの限界がある程度決まっている不動産投資において、投資不動産物件の複数所有は成功するための絶対条件ともいえます
しかしそこには、上記に述べたようなメリット・デメリットがあることを忘れないでください。
その両面を良く考慮したうえで、今が2棟目購入のベストタイミングかどうかをしっかり検討することが重要です。




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