不動産投資家が注目すべき都市は?①「千葉県柏市」【更新】 | 埼玉の不動産投資・収益物件・建物管理|株式会社エストハウジング
不動産投資コラム
不動産投資家が注目すべき都市は?①「千葉県柏市」
不動産投資家が注目すべき都市は?①「千葉県柏市」
国土交通省は、6月22日にコンパクト・プラス・ネットワークのモデル都市(第2弾)として全国から11都市を選定・公表しました。
今回選定されたのは、青森県むつ市、千葉県柏市、長野県松本市、富山県黒部市、静岡県藤枝市、福井県大野市、大阪府枚方市、広島県三原市、香川県高松市、福岡県北九州市、長崎県長崎市の11都市。
今回は、関東から唯一選定された「千葉県柏市」についてご紹介したいと思います。
千葉県柏市のコンパクトシティ構想
平成27年の人口約41.4万人。
平成47年には約41.3万人と市全体では人口減少は限定的ですが、地域ごとの開発時期・タイプの違いにより大幅な人口減少が予想される地域も存在するとして、立地適正計画で柏駅など17の地域拠点を整備。
この17拠点を都市機能誘導区域に指定し、大規模商業施設、在宅医療、介護サービス拠点施設などを誘致施設として設定し、各拠点を公共交通でつないだ多極分散ネットワーク型都市構造を実現するとしています。
居住誘導区域における具体的な居住誘導施策としては、同市独自の「カシニワ制度」を活用し、空き地や空き家の有効利用を図ります。
「カシニワ制度」とは、「カシニワ情報バンク」を通じてみどりの保全や創出のために土地を貸したい土地所有者、使いたい市民団体等の情報を市が集約し、マッチングを行うというもの。
これにより空き地の集約等にもつながるとしています。
また、移住・住み替え支援施策の推進として、移住・住み替え支援機構でのマイホーム借上げ制度の利用などの取り組みを検討・支援していくとしており、不動産投資家も注目すべきところではないでしょうか。
柏の葉国際キャンパスタウン構想
さらに柏市柏の葉エリアでは、国際学術都市づくりに向けた「柏の葉国際キャンパスタウン構想」が2008年3月に策定。
「柏の葉国際キャンパスタウン構想」とは千葉県、柏市、千葉大、東大の四者が、柏の葉エリアにおいて重点的に学術研究資源の活用と国際化を推進するため、具体的な目標と方針を定めたものです。
構想の理念は、「公・民・学連携による国際学術研究都市・次世代環境都市=柏の葉国際キャンパスタウン」。
自然と共生し、質の高いデザインを実現した持続性の高い次世代の環境都市づくり、そして市民や企業、自治体と最先端の大学や公的研究施設機関が双方向に連携・交流する中で、新たな産業や文化的価値を創造していく都市づくり、さらには地域に暮らす全ての人々が大学と係わりを持ち、創造的環境の中で環境にやさしく健康的なライフスタイルを実現できる都市づくりを目指し、8つの目標を掲げています。
2014年3月には、まちづくりの進捗や社会情勢の変化を踏まえながら、従来の構想の枠組みはそのまま、内容の充実化を行いました。
①「環境と共生する田園都市づくり」
豊かな自然と都市のみどりにふれあいながら、環境にやさしい暮らしを楽しめるまち
②「創造的な産業空間の醸成」
創造的な交流にあふれ、職住が一体となった自立したまち
③「国際的な学術・教育・文化空間の形成」
一生「学び」を楽しむことのできる、知的好奇心を刺激するまち
④「サスティナブルな移動交通システム」
環境負荷が少なく自由で楽しい移動交通が、暮らしの質を高め活力を育むまち
⑤「健康を育む柏の葉スタイルの創出」
若者から高齢者まで、地域の中で一生健康で暮らすことのできるまち
⑥「公・民・学連携によるエリアマネジメントの実施」
支え合いによって地域の暮らしと活力を持続・向上させる自律的なまち
⑦「質の高い都市空間のデザイン」
大学キャンパスのように豊かな緑の中に賑わいが映える快適なまち
⑧「イノベーション・フィールド都市」
常に最先端の取り組みにふれあいながら、変化し続けるまち
2009年度からは継続的なフォローアップ体制が組まれており、環境への取り組みや移動交通に係わる取り組み、エリアマネジメントに係わる取り組みなど、そのいくつかは具体化しつつあります。
この他の各都市でも、様々な政策を動員しコンパクトシティの実現を目指しています。
今年の5月31日時点で、立地適正計画を作成・公表しているのは、全国161都市に上っています。
今回選定された11都市以外にも、注目すべき立地適正化計画を策定している都市は数多くあります。
それぞれの計画に目を通してみるのも面白いのではないでしょうか。
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国土交通省は、6月22日にコンパクト・プラス・ネットワークのモデル都市(第2弾)として全国から11都市を選定・公表しました。
今回選定されたのは、青森県むつ市、千葉県柏市、長野県松本市、富山県黒部市、静岡県藤枝市、福井県大野市、大阪府枚方市、広島県三原市、香川県高松市、福岡県北九州市、長崎県長崎市の11都市。
今回は、関東から唯一選定された「千葉県柏市」についてご紹介したいと思います。
千葉県柏市のコンパクトシティ構想
平成27年の人口約41.4万人。
平成47年には約41.3万人と市全体では人口減少は限定的ですが、地域ごとの開発時期・タイプの違いにより大幅な人口減少が予想される地域も存在するとして、立地適正計画で柏駅など17の地域拠点を整備。
この17拠点を都市機能誘導区域に指定し、大規模商業施設、在宅医療、介護サービス拠点施設などを誘致施設として設定し、各拠点を公共交通でつないだ多極分散ネットワーク型都市構造を実現するとしています。
居住誘導区域における具体的な居住誘導施策としては、同市独自の「カシニワ制度」を活用し、空き地や空き家の有効利用を図ります。
「カシニワ制度」とは、「カシニワ情報バンク」を通じてみどりの保全や創出のために土地を貸したい土地所有者、使いたい市民団体等の情報を市が集約し、マッチングを行うというもの。
これにより空き地の集約等にもつながるとしています。
また、移住・住み替え支援施策の推進として、移住・住み替え支援機構でのマイホーム借上げ制度の利用などの取り組みを検討・支援していくとしており、不動産投資家も注目すべきところではないでしょうか。
柏の葉国際キャンパスタウン構想
さらに柏市柏の葉エリアでは、国際学術都市づくりに向けた「柏の葉国際キャンパスタウン構想」が2008年3月に策定。
「柏の葉国際キャンパスタウン構想」とは千葉県、柏市、千葉大、東大の四者が、柏の葉エリアにおいて重点的に学術研究資源の活用と国際化を推進するため、具体的な目標と方針を定めたものです。
構想の理念は、「公・民・学連携による国際学術研究都市・次世代環境都市=柏の葉国際キャンパスタウン」。
自然と共生し、質の高いデザインを実現した持続性の高い次世代の環境都市づくり、そして市民や企業、自治体と最先端の大学や公的研究施設機関が双方向に連携・交流する中で、新たな産業や文化的価値を創造していく都市づくり、さらには地域に暮らす全ての人々が大学と係わりを持ち、創造的環境の中で環境にやさしく健康的なライフスタイルを実現できる都市づくりを目指し、8つの目標を掲げています。
2014年3月には、まちづくりの進捗や社会情勢の変化を踏まえながら、従来の構想の枠組みはそのまま、内容の充実化を行いました。
①「環境と共生する田園都市づくり」
豊かな自然と都市のみどりにふれあいながら、環境にやさしい暮らしを楽しめるまち
②「創造的な産業空間の醸成」
創造的な交流にあふれ、職住が一体となった自立したまち
③「国際的な学術・教育・文化空間の形成」
一生「学び」を楽しむことのできる、知的好奇心を刺激するまち
④「サスティナブルな移動交通システム」
環境負荷が少なく自由で楽しい移動交通が、暮らしの質を高め活力を育むまち
⑤「健康を育む柏の葉スタイルの創出」
若者から高齢者まで、地域の中で一生健康で暮らすことのできるまち
⑥「公・民・学連携によるエリアマネジメントの実施」
支え合いによって地域の暮らしと活力を持続・向上させる自律的なまち
⑦「質の高い都市空間のデザイン」
大学キャンパスのように豊かな緑の中に賑わいが映える快適なまち
⑧「イノベーション・フィールド都市」
常に最先端の取り組みにふれあいながら、変化し続けるまち
2009年度からは継続的なフォローアップ体制が組まれており、環境への取り組みや移動交通に係わる取り組み、エリアマネジメントに係わる取り組みなど、そのいくつかは具体化しつつあります。
この他の各都市でも、様々な政策を動員しコンパクトシティの実現を目指しています。
今年の5月31日時点で、立地適正計画を作成・公表しているのは、全国161都市に上っています。
今回選定された11都市以外にも、注目すべき立地適正化計画を策定している都市は数多くあります。
それぞれの計画に目を通してみるのも面白いのではないでしょうか。
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