新築より中古の方がお得?その理由は?【更新】 | 埼玉の不動産投資・収益物件・建物管理|株式会社エストハウジング

不動産投資コラム

新築より中古の方がお得?その理由は?

新築より中古の方がお得?その理由は?






不動産を購入するには、物件価格以外の費用、「諸費用」と呼ばれる費用がかかります。
金額は、だいたいその物件価格の10%前後
どのような項目にどのような費用がかかるのでしょうか。


諸費用の問題


例)5000万円の専有面積85㎡の4LDK、新築マンション。内訳は土地2000万円、建物3000万円。借入は4000万円。売主直売の新築(軽減税率適用の新築マンション)の投資用物件とします。

◆税金関係
 ・消費税…240万円
 ・登録免許税…60万円
 ・不動産取得税…50万円
 ・固定資産税…10万円
 ・印紙税…2万円
 ・司法書士報酬…8万円

  小計…370万円

◆ローン費用・保証料など
 ・融資手数料…5万円
 ・保証料…55万円
 ・火災保険料…25万円
 ・団体生命保険料…10万円

  小計…95万円

必要最低限の概算数値として、465万円必要となります。
売主直売の新築投資用物件ですので、仲介手数料は0円。
通常必要となる引越費用や家具導入費用もいれていません。


これらの項目を見ていて、群を抜いて高い金額のものがあることにお気づきでしょうか?

そう、『消費税』です。

日本は法治国家であり、消費税は税法の要です。
新築物件の購入者は消費税を払わなければ、購入できないのです。


では、中古物件の場合はどうでしょうか。

個人所有の不動産売却には消費税はかかりませんが、所有者が宅建業者や不動産の売買を生業とする業者の場合、建物に関しては消費税がかかります
消費税の課税対象は、国内において「事業者が事業として対価を得て行う資産の譲渡及び外国貨物の引き取り」と規定されてます。
そのため、「個人の資産処理である不動産の売却」は、消費税の課税対象とはならないのです。


一概に「新築物件より中古物件の方が得である」とは言えませんが、諸費用の部分の消費税に関して言えば、中古物件の方がお得であると言えるのでないでしょうか。




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