「空き家問題」と「空き家予備軍」【更新】 | 埼玉の不動産投資・収益物件・建物管理|株式会社エストハウジング
不動産投資コラム
「空き家問題」と「空き家予備軍」
「空き家問題」と「空き家予備軍」
「空き家予備軍」とは、現在は空き家ではないが、近い将来空き家になる可能性が高い状態を指します。
特に高齢者のみが居住している建物が空き家予備軍になりやすいと言われています。
65歳以上の高齢者だけが住む戸建とマンションの持ち家は、東京・大阪・名古屋の三大都市圏に合計336万戸あり、都市圏内の持家全体の2割強に達することがわかりました。
現在の空き家比率は7%。
家主の死後も相続人が入居しないことが多く、古い家屋は買い手がつきにくいのが現状です。
そのため中古住宅の流通を促進しないと、空き家が大都市であふれてくることが予想されます。
空き家増加の問題点
◆放火などによる火災
◆周辺環境の悪化
◆犯罪増加につながる
◆倒壊の危険がある
◆自治体が破綻する原因にもなる
空き家は誰も監視していないので、いたずらの対象になってしまうことが多いです。
ゴミを投げ捨てられたり落書きをされたりすることもありますが、大きな問題になるのが放火です。
害虫や害獣が発生したり、汚物やゴミの投げ捨てから悪臭が発生したりすることもよくあります。
また誰も管理していない空き家は鍵も簡単に壊して中に入ることができるので、建物内で違法行為が行われていても見つかりにくいのです。
そして空き家の多くは耐震基準を満たしていません。
いきなり家自体が倒れなくても、壁が剥がれ落ちたり屋根瓦が壊れて落ちてきて大変な事故につながってしまうこともあります。
一部では「空き家率が30%を超えたら、自治体の財政は破綻するリスクがある」と言われており、実際に2007年に破綻した北海道の夕張市では、空き家率が33%になっていたという事実があります。
一番注意しなければならいのは、これら問題が起こった際には『空き家の所有者に責任が発生する』ということです。
空き家問題の対策方法
◆空き家バンクを利用する
◆空き家管理サービスを利用する
◆空き家を積極的に活用する
◆空き家を売却する
空き家が傷まないようにするには、空き家内に人が住むのが一番です。
自分で住むことが難しいという場合には、空き家を賃貸に出したり売却したりすることを考えましょう。
空き家バンク(民間団体が行っているマッチングサービス)に登録しておくことで、自分ではなかなか見つけることができない借り手や買い手も、意外と容易に見つかることがあります。
空き家を賃貸に出したり売却したりすることが急にはできないという場合、おすすめなのが空き家管理サービスです。
民間業者が月1回程度、空き家の状態を見に行って管理作業をしてくれます。
空き家問題と決別したいというのであれば、売却することも一つの手です。
空き家を売るときには工夫が必要です。
空き家バンクを利用する方法もありますが、信頼できる不動産会社に仲介を依頼することが大切です。
買い手を見つけることはもちろん、価格交渉などの細かいところまでサポートしてくれます。
空き家問題は、今や日本全国に広がる社会問題です。
空き家予備軍が大都市に大量に潜んでいるという現状もあり、今後ますます重大な問題になるでしょう。
空き家を所有している場合、放置していると所有者にも責任が発生するおそれがあるので、対処することが必要です。
平成27年に施工された「空き家対策特別措置法」により、倒壊の危険や周辺環境の悪化につながる可能性のある「特定空き家」に指定されてしまった場合、税金の優遇を受けることができなくなり、土地の固定資産税の金額が最大4.2倍にまで上がります。
今現在は所有していなくても、近い将来相続などの関係で所有することになるかもしれないなど、「空き家問題」に関わる可能性があるのであれば、対策についてしっかり検討しておくことも大切です。
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「空き家予備軍」とは、現在は空き家ではないが、近い将来空き家になる可能性が高い状態を指します。
特に高齢者のみが居住している建物が空き家予備軍になりやすいと言われています。
65歳以上の高齢者だけが住む戸建とマンションの持ち家は、東京・大阪・名古屋の三大都市圏に合計336万戸あり、都市圏内の持家全体の2割強に達することがわかりました。
現在の空き家比率は7%。
家主の死後も相続人が入居しないことが多く、古い家屋は買い手がつきにくいのが現状です。
そのため中古住宅の流通を促進しないと、空き家が大都市であふれてくることが予想されます。
空き家増加の問題点
◆放火などによる火災
◆周辺環境の悪化
◆犯罪増加につながる
◆倒壊の危険がある
◆自治体が破綻する原因にもなる
空き家は誰も監視していないので、いたずらの対象になってしまうことが多いです。
ゴミを投げ捨てられたり落書きをされたりすることもありますが、大きな問題になるのが放火です。
害虫や害獣が発生したり、汚物やゴミの投げ捨てから悪臭が発生したりすることもよくあります。
また誰も管理していない空き家は鍵も簡単に壊して中に入ることができるので、建物内で違法行為が行われていても見つかりにくいのです。
そして空き家の多くは耐震基準を満たしていません。
いきなり家自体が倒れなくても、壁が剥がれ落ちたり屋根瓦が壊れて落ちてきて大変な事故につながってしまうこともあります。
一部では「空き家率が30%を超えたら、自治体の財政は破綻するリスクがある」と言われており、実際に2007年に破綻した北海道の夕張市では、空き家率が33%になっていたという事実があります。
一番注意しなければならいのは、これら問題が起こった際には『空き家の所有者に責任が発生する』ということです。
空き家問題の対策方法
◆空き家バンクを利用する
◆空き家管理サービスを利用する
◆空き家を積極的に活用する
◆空き家を売却する
空き家が傷まないようにするには、空き家内に人が住むのが一番です。
自分で住むことが難しいという場合には、空き家を賃貸に出したり売却したりすることを考えましょう。
空き家バンク(民間団体が行っているマッチングサービス)に登録しておくことで、自分ではなかなか見つけることができない借り手や買い手も、意外と容易に見つかることがあります。
空き家を賃貸に出したり売却したりすることが急にはできないという場合、おすすめなのが空き家管理サービスです。
民間業者が月1回程度、空き家の状態を見に行って管理作業をしてくれます。
空き家問題と決別したいというのであれば、売却することも一つの手です。
空き家を売るときには工夫が必要です。
空き家バンクを利用する方法もありますが、信頼できる不動産会社に仲介を依頼することが大切です。
買い手を見つけることはもちろん、価格交渉などの細かいところまでサポートしてくれます。
空き家問題は、今や日本全国に広がる社会問題です。
空き家予備軍が大都市に大量に潜んでいるという現状もあり、今後ますます重大な問題になるでしょう。
空き家を所有している場合、放置していると所有者にも責任が発生するおそれがあるので、対処することが必要です。
平成27年に施工された「空き家対策特別措置法」により、倒壊の危険や周辺環境の悪化につながる可能性のある「特定空き家」に指定されてしまった場合、税金の優遇を受けることができなくなり、土地の固定資産税の金額が最大4.2倍にまで上がります。
今現在は所有していなくても、近い将来相続などの関係で所有することになるかもしれないなど、「空き家問題」に関わる可能性があるのであれば、対策についてしっかり検討しておくことも大切です。
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